LL>大訴の中止犯《中BL》

明治公法の物語は、描きたい順に描いているので、
読み手にわかりにくくて申し訳ないです。
あと、絡み絵は描きはじめたばかりで、これもわかりにくくて申し訳ない;

刑法と大正刑訴は、このコーナーの1本目で既遂(笑)に至ってますが、
設定としてはあの展開に至るまでそれなりに月日かかってます。

刑法は奥手な上に、本当に大事なことは口にしない性格※なので、
こういう展開があっただろうなと。
(※「刑法の礎 総論」船山泰範)

補足説明。
大正刑訴が刑法に対して実行しようとした行為は強制わいせつ罪に該当します。
日本の刑法では、強姦罪の客体は「女子」のみ。
男性相手の場合「強制わいせつ」どまりです。
(強姦罪の方が罪が重い。性的自由を守るのに男女差別よくないとの意見もあり、
そのうち「男女」に改正されるかもしれません)

大正刑訴の時代の通説判例は、相手の「同意」は違法性阻却事由。
(今は他説…構成要件該当性阻却事由…の勢いどんな感じだろ…)

つまり、相手が同意すれば、犯罪としては成立しないこととなります。

本件では、
大訴が「兄さん、同意ちょうだい!」みたいな勢いで実行しようとしたんですけど、
刑法の方が上手だった…と。そういう話です。
弟の寝不足(徹夜で自白引き出すとかやってたので)を心配してるのは本当ですが。

あとがき?が長くなってきたので中止犯の成立要件等に関しては、
もう各自基本書見てくださいな

20150319up

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