自罰法施行記念(全7頁)

全7ページ。ギャグ?
ひたすらスクロールして読んでください。

自分で実際に救急講習受けてから描こうと思ってたら
「自動車運転処罰法」の施行記念日が先にきてしまって
ひとまず描いてみました。

酒に関する刑法の事例説明が微妙なのは仕様です。
刑法にパワポのスライド作らせたら、
きっとこうなるし、語りがきっと長い。

そのせいなのか何なのか、
ツイッターでは後半の医師法の部分だけ
前半の数倍閲覧枢あったんですけどどういうこと?
そういうこと?

因みに後半4ページは、
背景が【緑→黄→赤→黒】とトリアージ色です。

20180522up

保護者

全4ページ。ギャグ?
ページ下部のページ番号クリックで次のページに進んで下さい。

なんとなく描きたかったので描きました。
下書きするまで気づかなかったけど、最高裁がようやく漫画に初登場(笑)
刑法や民法にとって、大審院や最高裁は「保護者」みたいなものかな~と。
関係性についてはまた後日4コマでも描きます。

20170115UP

大正刑訴とムジナ(2頁)

全2頁、シリアス。

2月13日は「兄さんの日」ということで作成したんですが間に合いませんでした(笑)

今の刑事訴訟法は、「憲法的刑事訴訟法」と呼ばれる位、
憲法との関係が濃くなっています。
大正刑訴に被告人の人権保障規定の不徹底があった云々、
ともかく今の憲法は自らの規定の10分の1を刑訴に向けて用意しています。

そうなると、同じドイツ系だった弟が、 占領下の全面改正で英米系となるわ、憲法の舎弟になるわで、
以前より距離ができて、刑法は表には出さないけど寂しかったんでは…
と妄想したらこんな漫画出ました!妄想乙!

漫画をまだまだ描きなれないのでわかりにくいですが、

大訴がよくもたれかかって寝ていたので、
ムジナがのしかかったのを大訴と一瞬間違えちゃったという話です。
しかもムジナは大訴との思い出の動物でもあると。
茶色の毛玉っぽいのはムジナです。きっと。

尚、昭和24年は、現行刑訴が施行された年です。1月1日施行。

20150215up

憲法の願い(全12頁)
全12ページ、シリアス。

◆憲法記念日に思い(妄想)を寄せて◆

昭和22年(1947年)5月3日、「日本国憲法」は施行されました。
それと同時に、「大日本帝国憲法」は失効したとされています。

「大日本帝国憲法は、
日本国民の手による憲法改正で日本国憲法となった」

というのが大人の事情をフンガフンガした説明です。

ですが、帝国憲法は天皇大権、日本国憲法は国民主権
根幹から変わってしまって、
改正というより、もはや別物というのが自然です。

わかりやすく例えるならば、
ご飯に味噌汁、漬物、煮物、焼き魚など和食の定食屋が
「リニューアルオープン☆」と称して
カフェオレやバケットサンドなんか出しちゃうカフェに変わった勢いです。

お店の建物は同じだけど、内装も変わり、
店長も変わって、もう別の店じゃん、と。

どうしてこうなったか?

国の存立や利権、大小さまざまな思惑が複雑に絡み合い、
日本は戦争に突入し、敗戦し、そして、
戦勝側(GHQ)から「国民主権を採用した憲法」を作るよう命じられました。

ともかく複雑です。大人の事情です。
興味がある方は、色んな視点・思想からの本を読んでみてください。

親日のアメリカ視点、日本を危険視または軽視蔑視するアメリカ視点、
アメリカに迎合する日本視点、国粋視点、、、、

視点変わればこんなにも捉え方・説明の仕方が変わるのか、
と驚くかと思います。

大日本帝国憲法には、
天皇大権を保持したままで、より国民を思う
真の立憲主義※に近づきたいという思いがありました。
(※簡単に言えば、理性で統治を行い、国民を大事にする主義です)

色々あって改正されずに、こんな結果になってしまいましたが、

もし、敗戦後のGHQ支配下での憲法改正ではなく、
本来的な意味での憲法改正が行われていたら…

帝国憲法は、そして日本は、どんなかたちになっていたんでしょうかね?

20120511UP