4コマ免疫学「マクロファージ」

マクロファージ
Macrophage, MΦ

名前の由来は、「大きな単球」。
他の免疫細胞と比べると大きいです。

細胞の分類がまだ大まかで「マクロファージ」「ミクロファージ」と名づけていたのが、 その後ミクロファージが細かに分類されていって、 ミクロファージという名前は消えました。

貪食力が強く
貪食戦力としては主力を担います。

人体に侵入した異物を自身の内部に取り込んで消化(貪食)。
そして、取り込んだ異物の欠片をT細胞に提示(抗原提示)、その他の細胞の活性化も担います。

それだけでなく、
死んだ細胞や、アポトーシスしつつある細胞も貪食するとか…

胸腺の裏側に、
試験に不合格となってアポトーシスしたT細胞を
貪食するためにマクロファージが集まってる光景は
まさに「裏社会の掃除屋」…(?)

※マクロ(大きい)という意味を込めて、
擬人化では少し大柄の設定にしています

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