解説>Being第7話

第7話からインフルエンザ戦です。

バリア機能の低下
…気温が下がり、湿度が下がると、粘膜による防御が弱くなり、
そこに敵(ウィルス)が取り付き、内部へと侵入します。

インフルエンザウィルス
…細胞の中に入り込み、その中で増殖してから細胞を突き破り、
また次の細胞へと入り込み、という風に増殖していきます。
インフルエンザウィルスは細胞内に入り込むため、
敵を見つけて攻撃する(貪食する)という戦い方をする一般兵(好中球)では敵を殲滅できません。
そこで細胞ごと切り払う特警(ナチュラルキラー細胞)が活躍します。

「独自の判断権限」
…免疫細胞が私たち(自軍)を攻撃することは、あってはならないことです。(自己免疫疾患)
しかし、感染細胞やがん細胞など、自軍ではあるけれど「そのままにしておいては危険な存在」を排除する必要もあります。それを判断するための独自の機構がNK細胞にあると言われています。(詳しくは後日説明予定)

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