解説>Being第11話

解説は特になし。

ですが、せっかくなので、ちょっと雑談を。

制御性T細胞の性格…
胸腺(士官学校)での試験には、
「提示された自己抗原(味方の欠片)に対する反応を見る」という科目があります。
つまりは味方に攻撃するかどうかをチェックします。

この試験で「強く反応」した場合、「危険」と見なされて死へと誘導されてしまいます。

「無反応」だった細胞は、エフェクターT細胞(ヘルパーT細胞かCTL)となり、
「やや強く反応」した細胞が、制御性T細胞になるのでは…?と考えられています。

尚、漫画では表現しにくかったので省略しましたが、
T細胞がその生涯で攻撃する「敵」は一種類だけです。
(自分が倒すべき敵に出会ったT細胞は、分裂して数を増やし、戦います。一生出番がないT細胞も……?)

未知の敵に備えて、認識できる敵の特徴が少しずつ異なるT細胞が生み出され、「自軍」に対して攻撃性を持つ細胞も現れてしまうわけです。
(こういう理解でよろしいですか???)

それを排除するための試験が胸腺で行われていますが、
すべての自己抗原(味方の欠片)を出題することはできないため、味方を攻撃するT細胞も現れてしまう…と。

う~ん、深い、深すぎて頭が追いつかない。

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