ヘルパーT細胞

サイトカインを分泌して、周辺の細胞を免疫応答へと誘導・強化するT細胞。

ヘルパーT細胞の働きによって、他の免疫細胞が免疫応答を開始したり、免疫応答が強化されるため、「補助役(helper)」としてこの名前がつきました。

免疫応答においては、指揮官に相当する重要な細胞です。

Th1(ヘルパーT細胞タイプ1)とTh2(ヘルパーT細胞タイプ2)が見つかり、その後、Th17(インターロイキン17産生ヘルパーT細胞)やTh9(インターロイキン9産生ヘルパーT細胞)、Th22(インターロイキン22産生ヘルパーT細胞)など、色々なタイプが見つかっています。

>>細胞傷害性T細胞の紹介

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